【入湯記】【別府】競輪温泉

湯の街は、競輪場にも熱きドラマとお風呂あり

✔ 別府・亀川、競輪場にも共同場

✔ 1,000台収容可能な大駐車場完備

✔ 温泉道印は番台か競輪場案内所へ

✔ ザラザラの洗い場床材は怪我に注意

別府市内から国道10号線を北へ。中央にガソリンスタンドを見ながら、上人ケ浜町の信号を左へ入ると、右手にすぐ「別府競輪場」が見えてきます。

別府市が主催する公営競技場として1950年に開設された別府競輪場は、70年余の長きに渡り、湯の街 別府で熱い戦いを繰り広げてきましたが、その「熱さ」、バンクの中に限った話ではないのです。

流石は別府というべきでしょうか。やはりここにも「熱い」温泉があります。

その名も「競輪温泉」(けいりんおんせん)。名前にはなんの捻りもありませんが、地域の皆さんが普段使いする共同浴場として、そして公営競技場にある珍しい温泉として、全国の温泉愛好家にもよく知られる一湯です。

1,000台は収容可能という広い駐車場の真ん中に、鉄筋2階建ての湯小屋がぽつん。なんだか不思議な光景ですが、車で訪れても、余程のことがない限り駐車に困ることはなさそうです。適当な場所に車を停めて、早速お風呂をお借りしましょう。

男湯は湯小屋の左手です。番台さんに100円をお渡しし、入浴前に温泉道のスタンプを頂きます。(番台さんがいない時は、競輪場のインフォメーションで押してもらえます)

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暖簾をくぐった先の脱衣場は少し手狭、というべきか、日中から年配の方を中心に利用者が多く、自然と混み合うと言った方が正しいのかもしれません。

また、鍵の掛かるロッカー(100円/返却あり)には限りがあるため、基本は開け広げの脱衣箱を利用することになります。入浴時の貴重品持ち込みは出来るだけ避けましょう。

※以降は写真撮影禁止のため、公式ホームページより画像を引用

手早く服を脱ぎ、浴場入口のサッシを開くと、既に数人の利用者さんがいらっしゃいました。こんにちは、と声がけし、筆者も仲間に加わります。

浴場を見回すと、洗い場の壁面には水だけのカランと曇った鏡。中央には四角く切り取られた湯舟、隅には源泉の湯枡、という典型的な別府スタイル。もちろんシャワーもアメニティもありません。澄んだ湯が湯舟にたゆまず注がれていれば、他には何もいらないのです。

汗を洗い流し、ゆっくり湯舟に身体を沈めると、じんわり沁みる熱めの湯。思わず声が漏れ出ます。泉質は単純温泉。成分の詳細は分かりませんでしたが、キュッキュと滑る肌触りから、中性に振った泉質であることは十分に想像できました。普段使いに最適なお湯が身近にあるのは、本当にありがたいことです。

目当てのレースが近いのか、はたまた別の用向きか。利用者さんは、ひとり、一人と風呂から上がり、浴場には筆者だけが残されました。

熱きレースの果ての悲喜こもごも。競輪温泉はここに集う人たちの、汗も涙も喜びも 、みんなまとめて洗い流してきたんだろう。そんなことを考えながら、ひとり湯に漂う午後の一時なのでした。

追記:床タイルに加工された滑り止めが少しザラザラしますので、身体を洗う時など、指を引っかけて怪我しないよう注意して下さい。

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訪問日:2018年4月18日

競輪温泉(けいりんおんせん)

住所:別府市亀川東町1-36 別府競輪場内

電話:0977-67-2626

立寄料金:小学生以上 100円(小学生以下無料)

営業時間:7:00~22:00

定休日:不定休

泉質:単純泉

アメニティ:なし

駐車場:あり(1000台)

※記事中の情報は公開日時点のものです

 

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