【入湯記】【別府】日の出温泉

シンフロ舞台のアチチ湯は、浴感すっきり日の出の湯

✔ 別府・浜脇、シンフロ舞台の共同湯

✔ ひろびろ湯小屋に綺麗な湯舟

✔ 遅くに嬉しい。深夜0時まで営業

✔ 12時~14時半は清掃のため入湯不可

別府八湯のひとつ「浜脇温泉」は、八湯のもっとも南に位置し、北九州から鹿児島を縦断する国道10号線に面した、別府最古の温泉地として知られています。

古くは鎌倉の頃より温泉の開発が行われ、明治には「弦月泉」(げんげつせん)「清華泉」(せいかせん)という2ヶ所の大型浴場が官費で整備されるなど、朝見八幡神社の門前町、そして別府最大の花街として発展を遂げてきた浜脇も、明治の終わりに大分市内からの鉄道が現在の別府駅まで延伸したことによって、少しづつその賑やかさを失い、現在の静かな街並みへと姿を変えました。

とはいえ、現在の国道10号線は別府市だけでなく大分県の大動脈。通りは24時間車が絶えることはなく、近隣のガソリンスタンドやファミリーレストランも、深夜まで多くの客を迎え入れています。

そしてここにも、深夜までお客さんを温かく迎える共同浴場があります。それが、今回ご紹介する「日の出温泉」(ひのでおんせん)です。

別府の共同浴場は、22時にはのれんを降ろすところが多いのですが、ここ日の出温泉は24時(深夜0時)まで営業している有り難いお風呂。遅い時間でも利用者が多く、筆者も仕事上がりによく使わせて頂くお風呂のひとつです。

訪問の当日も22時を過ぎた頃でしたが、湯小屋前の駐車場は既に満車。なんとか、少し離れた朝見川沿いの共有スペースに車を停めることが出来ました。

こんばんは、と番台さんにお声がけ。100円をお預けし、右手の男湯へ向かいます。

緩やかに下る半地下の浴場、そして降りて直ぐの脱衣場は、典型的な別府スタイル。ちらと覗くと、脱衣箱には沢山の着物が。やっぱり今日も賑わっている様子ですね。

高い天井の半地下浴場には、奥側に源泉の溜桝、手前には仕切りで2槽に分けられた大きな浴槽が備えられており、別府市内の共同浴場でも屈指の広さを誇る日の出ですが、当日は6・7人程の利用者さんで、既に湯船の回りは満員でした。(画像は他日撮影のもの)

こんばんは、とご挨拶すると、皆さんお返事とともに、少しづつ「ずって」(大分弁でずらすの意)場所を空けて下さいました。挨拶とゆずり合い、別府のお風呂を皆で気持ちよく利用するためのマナーですね。ありがとうございます。

譲って頂いた場所に座り、浴槽から静かに湯をすくってひと掛けすると、肌にジンとした熱さが伝わります。ここ日の出は、別府でもとびきりのアチチ湯で知られるお風呂、断れば水を出して埋めることも、水の近くを使わせて頂くことも出来ますが、ここはしっかりかけ湯して、身体を熱さに慣らすことにしましょう。

汗をしっかり洗い流し、湯船に身体を沈めると、熱い湯がじんわり染みてきて、一日の疲れをどこかへ吹き飛ばすよう。湯上がりに後引くことなく、気持ちよさを持続させてくれるさっぱりした浴感も、ここが人気のお風呂であることを伺わせてくれます。

隣の邪魔にならぬよう、湯船で小さく伸びをして、深呼吸。

日の出温泉は、今日という日の締めくくりに、最上の湯と利用者同士の心遣いの両方を与えてくれる、そんな温かさに満ちた地域のお風呂として、明日も夜遅くまで多くのお客さんを迎えることでしょう。

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ちなみに、この日の出温泉は「おんせん県おおいた」の公式PR動画として公開され、全国的に話題となった「シンフロ」のロケ地としても知られています。(1:06頃から登場。字幕をオンにすると各温泉名が表示されます)

もちろん、お風呂の中で騒ぐのはご法度ですが、ここ日の出温泉にゆっくり浸かってシンフロ気分を味わってみるのもいいかもしれませんね。

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訪問日:2018年4月21日

日の出温泉(ひのでおんせん)

住所:別府市浜町22-10

電話:なし

立寄料金:100円

営業時間:6:30~12:00 14:30~24:00

定休日:不定休

泉質:単純泉

アメニティ:なし

駐車場:あり(5台)

※記事中の情報は公開日時点のものです

 

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