【入湯記】【別府】入江温泉

野田引き湯の組合泉は、入江に佇むくらしの湯

✔ 半地下の湯舟が魅力の組合泉

✔ 亀川駅から徒歩5分。駐車場あり

✔ 10時~12時は清掃のため入湯不可

JR日豊本線・別府大学駅から徒歩で5分程。駅前を通る県道645号線を北へ少し進んだ信号の角に、一見普通の民家と見紛う区営の共同浴場が姿を現します。

「入江温泉」(いりえおんせん)は、大正期に開かれたという区有区営の共同浴場。以前は旧国道(日向街道)沿いにあったものを、現在の場所に移して以降も、地域の皆さんに愛され続ける地元のお風呂です。

以前は組合員専用泉として、温泉まつり期間中にのみ一般開放されていたこちらの湯。2016年に別府八湯温泉道に加入してからは、通年で一般に開放される様になりました。今回は、筆者もよくお世話になっているこちらのお風呂をご紹介します。

温泉向かいの公園にある駐車場(入口の道幅が狭いので注意)に車を納め、開きっ放しの玄関へ足を踏み入れると、湯小屋は流れる音もなく、しんと静まり返っていました。

正面の料金箱に100円を預け、お薬師さんにお参りを済ませたら、細く緩やかな半地下の階段を下り、いつもの浴場へ向かいます。

階下には、まず浴場一体型の脱衣場があり、手前には組合札をかける釘が設けられていました。

組合員さんは入浴の都度、こちらに自身の札を下げるルールになっていたのでしょうが、一般の入浴を迎えるようになった現在では、もう札を掛ける組合員さんはいらっしゃらないようです。

脱衣箱の足元、細長いスノコの奥側が履物を収めるスペース。お越しの際には、狭い上り口の邪魔にならない様、こちらに収めておきましょう。

浴場はやはり無人。乾いた洗い場の床石が、しばらく誰も来なかったことを教えてくれます。

一通り湯屋の写真を収めた後、さっと流して薄濁りの湯船に足を差し込むと、予想の通り、熱を失った湯が筆者を迎えてくれました。

そんな時は、水の蛇口近くに沈む「湯栓」を抜き取って、新しいお湯を迎え入れましょう。程なく、足元からじんわり熱が高まってくるのを感じるはずですよ。

しばらくして、それ程の時間を掛けず、自分好みの入江温泉が仕上がりました。

泉質は、掲示がないため然と分かりませんが、この地域は伝統的に近隣の市営温泉「浜田温泉」(はまだおんせん)と同じ、野田(血の池地獄近く・市営ザボン園周辺の地名)引湯を使うことから、「ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉」であると推測されます。

pHを弱アルカリに振る野田の湯は、塩のお風呂ならではの重さを感じさせず、さらりとした軽めの浴感を楽しませてくれました。

ひとりでは大きすぎる湯船のふちに頭を掛け、浮かぶように身体を伸ばしてリラックス。

今日この時間、素晴らしい湯心地のお風呂を独り占め出来るシアワセは、全く何物にも代えがたい、別府ならではの贅沢と言えるでしょう。

湯上がりに、入り口のお薬師さんへお参りしつつ、こんな贅沢を100円で許して下さる入江温泉の皆さんに、改めて感謝の気持ちを強くしたのは言うまでもありません。

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訪問日:2018年6月19日

入江温泉(いりえおんせん)

住所:別府市浜田町5-8

電話:なし

立寄料金:100円

営業時間:7:00~10:00 / 12:00~22:00

定休日:不定休

泉質:不明

アメニティ:なし

駐車場:あり(4台)

※記事中の情報は公開日時点のものです

 

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